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定期保険 養老保険 終身保険の違いと特徴

情報更新日:2015年3月25日

生命保険の基本は3つ
『定期保険』『養老保険』『終身保険』の違いを理解しよう。

『定期』と聞くと、定期預金なら知らず知らずに貯金が増えて、気が付くと「あっ、こんなに貯まった!」なんて思わずニヤッと微笑んだりするでしょう。

しかし、保険の場合の『定期』はどうでしょう??

保険の場合の『定期』、満期をむかえました。さて定期預金のように返戻金がガッポリと戻ってくるのでしょうか・・・?
残念ながら定期保険はほとんどの場合で掛け捨てです。期限が来て終了!
一切戻ってこないのが一般的な定期保険です。

笑い話のようですが、こんな誤解をしている人が意外と多いんです。

生命保険とは、かけがえのない人の死による損失を経済的にカバーするための「死亡保険」が中心ですが、将来の経済的な不安にそなえる貯蓄を目的とした保険などもあり、それぞれの特徴を理解して加入することがとても大切になってきます。

まずは生命保険の3つの基本『定期保険』『養老保険』『終身保険』の違いを理解することが大切です。

1. 定期保険

定期保険とは、保障期間に期限があるぞ! ということです。一般的には 10年間とか、60歳までとか期限を決めて、その日で保障は終了します。次の日死んでも1円の保険金は降りません。保険料は安いですが基本は掛け捨てです。しかし数千万円という高額の保険金額を安い保険料で設定しようとすると定期保険のような掛け捨ての保険が適します。

2. 養老保険

養老保険の特徴は、保障期間に期限を設けますが、終了時に保険金額と同等の満期金が受取れます。貯蓄性が高いのが特徴で、貯蓄に保険が付いているという感じです。当然月々の保険料は高くなってしまいます。
最初から貯蓄が目的で加入するのが一般的でしょう。例えば、60歳まで掛けて1000万円貯めると言うようなケースです。養老保険として積み立てするメリットは、万が一60歳前に死亡した場合でも当初予定していた1000万円を保険金として受け取ることができる点です。

3. 終身保険

終身保険とは、保障期間が終身、死ぬまでということです。例えば保険料の払込み期間が60歳までならそれ以降保険料の払込みはありません。いつの日か必ずやってくる死亡時に保険金を受取れるというものです。死亡時にかかる諸々の費用として数百万円。とか、相続対策として利用されたりします。保険料はやや高めになります。

『定期保険』『養老保険』『終身保険』の違いと特徴

保険料 満期の取扱 解約返戻金 目的
定期保険 安い 保障終了 なし 死亡保障
養老保険 かなり高い 保険金支払い あり 貯蓄
終身保険 やや高い 保険金支払い あり 死亡時の費用や相続対策など

定期保険、養老保険、終身保険
それぞれの特徴を生かした保険を考えてみましょう。

定期保険の特徴を生かすには…

保障期間が決まっていて、その期間の万が一に備えるのに向いています。

例えば、子どもが独り立ちするまでの期間。とか、年金が支給されるまでの期間などです。
死亡保障は万が一の時に遺族の生活を守るために必要です。このように、いつまでと期間の決まった保障に有効です。
死亡保障に限らず、一定の期間内のリスクに備えるのに向いているのが定期保険です。

こちら 定期保険の特徴と実例と解説では、定期保険が適している保険の実例をあげて、特徴を詳しく解説しています。

養老保険の特徴を生かすには…

保障期間が決まっていて、その期間にお金を貯める目的に適しています。

お金を貯めることが主な目的で、プラスとして期間内にもしもの場合があっても目標の金額が保障されるというのが養老保険のいいところです。
例えば、将来の出費がわかっている教育費などの学資保険や子ども保険は、この養老保険にあたります。

こちら 養老保険の特徴と実例と解説では、養老保険が適している保険の実例をあげて、特徴を詳しく解説しています。

終身保険の特徴を生かすには…

亡くなるその時まで一生必要な保障に適しています。

死亡保障であれば、お葬式やお墓の費用に必要な200万~500万円程度。
入院や医療の保障は歳をとっても欠かすことはできません。終身保険が絶対必要です。

こちら 終身保険の特徴と実例と解説では、終身保険が適している保険の実例をあげて、特徴を詳しく解説しています。

保険選びで重要なのは、保障の「期間」と「目的」です。

保険選びのポイントを整理すると、
その保険に入る目的が、保障を得るためなのか、それとも貯蓄をするためなのか。そして、その保障が必要な期間は、いつからいつまでなのか。ということです。それが決まれば、あとは「定期保険」がいいのか「養老保険」がいいのか「終身保険」がいいのかを考えてみるといいのです。

さて、いよいよ次からが本題です。保険料を安くする方法です。
考え方は、必要な保障はしっかりと、無駄な保障は大幅カット! ぜひ次のページもご覧になってください。